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あおいとりプロジェクト

鹿児島紀行3【指宿もとい山川地熱温泉、竜宮神社】

2017年04月7日|Shrine, Trip, やまねこクロニクル

★次のみかみの鑑定の日は4月10日11時~21時通常鑑定です。
場所はウラナイトナカイ

あおいとりアクセサリー、新商品アップしました。

◎「トーキングアバウト青い鳥のタロット【“XIII.DEATH”篇】」UPされました。

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鹿児島紀行その1その2
 
何年も前ですが、鹿児島はもちろん指宿も来たことがあります。
 
仕事で!!
 
最近悟ったことですが、好きを仕事にする!!はもろ刃の刃ですね。
好きを仕事に!と思って添乗員になりましたが、好きは趣味に残しておいた方がいいと反省しました。

添乗員の仕事をしているときに全国あちこちに行きましたが
まああたりまえですけど、砂風呂なんて悠長に入ってられないのです。
だから、いつか個人的に来ようと思っていました。念が叶って、Here we go!

 

指宿は「世界でも類を見ない天然砂むし場」
よく指宿の砂蒸し風呂として言われるのは「砂楽」ですね。
でもわたしは長崎鼻にある竜宮神社に行ってみたいと思っていて(浦島太郎伝説の地)
そこはさらに20キロ南に行ったところなので山川温泉のが近く、
そっちを予定することに。

 

結構南まで行かないと見えない開聞岳!
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写真にとると大したことないのですが、
添乗員時代に、その雄大さに感動した山。全国各地回っているのですがすごいなあと思ったのは
ここの開聞岳(鹿児島)、榛名山(群馬)、羊蹄山(北海道)、そして岩手山(岩手県)です。
(そいえば山脈とかって、全体的なのであまり印象に残らない。壁みたいな印象)
なのでもう一度見たいなーというのもありました。開聞岳。池田湖とかもイッシ―はさておき、美しいところです。

 

結構この長崎鼻遠くてびっくりしました。
運転手をだましだまし(温泉を餌に)目的地に到着。でも、え?という神社が立っていました。
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OMG!!!縁結びだか何だかのオブジェにハートがぶら下がってるッ!

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おおう、なんだこのピカピカの鉄筋コンクリートは!!平成26年度に建てられています。
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竜宮っぽいおかしなデザインになっています・・・まあでも昔もそうやって立てたけど経年のために
芸術となったのかもしれないし、わたしは古いもの=価値が安定していると思ってしまうので仕方なし。
商売的な切実な願いとか「Let’s あやかれ♪」だったとしてもまあしかたないですね。
あ、ペットボトルのお茶なのに、知覧茶のは美味しかったです。

 

でもすぐ目の前に広がる長崎鼻はすごかったです。
これは一見の価値あり。いろいろ観光地的に盛り上げようと思ったであろう
江の島並みのデコレーションは気になりますが雄大な自然がそれ以上に広がっています。
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灯台まで歩いてみる。すぐです。
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そして灯台からさらに階段を下りて、溶岩でできた島(?)を歩きます。

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ものすごく風が強くてビュービューを越えて、なんというかビチビチ当たってくる。
足元は悪いし、舗装された道がところどころにあるけど、まあだいたい壊れています(笑)
そして雨や波がちょっと強くなれば、水浸しになるところだから、あちこち水たまりだらけ。
そういうちょっとした不安定さを歩くのが精神的に新しい感覚です。
文明で自然から隔離された自分の固定概念を崩すのにこういうのはいいですね。
自然への畏怖の念を思い出し、はっとしました。観光地化されてはいるけど、まだ残ってる感じ。
写真ではわかりにくいですが訪れてみると面白いですよ。

 

**
今回最も楽しみにしていた砂蒸し風呂に向かいます。
添乗員が服を脱いでお客様と一緒に砂風呂に並ぶわけ行きませんからね!
いつもいいですよねーと知ったかぶりをしながら外で待っていました(泣)
念願の砂風呂体験です。この日は日曜日で指宿が死ぬほど混むことはわかっていて(1~2時間待はザラ)
砂に埋もれればいいやと思い、山川の方に来ました。こっちも混んでいましたけど。

山川温泉には、3つ大きな施設があって
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ヘルシーランド
展望露天風呂「たまて箱温泉」
砂蒸し風呂「砂湯里」
とあります。それぞれは系列ですが隣接しておらず、5分くらい歩きます。
ヘルシーランドと玉手箱温泉の間は徒歩で15分(距離は遠くないが坂がつらい)。

露天風呂のあるところに車を止め、券売機で「露天風呂と砂蒸しのセット」(1130円)を買いました。
バスタオル借りると200円、スポーツタオルの大きさのやつは買い取りで200円。
でも砂蒸し風呂は浴衣は貸してくれますが、タオル必須なので持ってない人は買わないといけません。
わたしたちのような旅行者は買うをチョイスですね。
まず順番として、砂蒸し風呂からです。
露天の建物を出てしばらく歩く(下り)と、昔の製塩所があります。
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作っているわけではないのですが動いているのか、煙が向きだしています。
塩がたまっていて白くなってました。
さらに歩くと、
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砂蒸し風呂会場があります。結構階段が急で怖いです(帰りが)
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砂蒸し風呂は人気なので受付で番号札をもらい20分くらい待ちました。
でも座れる待合室は町場の医者の待合室みたいで小さく、建物は海の家みたいにぼろいです。
不潔感がないのが救い(乙女月が悲鳴を上げます)

順番が回ってくると、浴衣を渡され、更衣室で着替える(大混雑で大騒ぎ、笑)
中には簡易的ですが鍵付きのロッカーがあり、そこに荷物を入れて
浴衣を着たら外にでて、人数を知らせる。写真撮影可能です。

・頭に当たる部分にタオルを敷く
・砂の上に寝る(浴衣で。裾が乱れてるとおじさんが直してくれました、笑)
・タオルで頭をまかれる。
・シャベルで砂をかけてくれる
・熱いときは自分でもぞもぞと動いて調整。
・10分~20分が目安だけど、好きなだけいてよい。
・気が済んだら自力で立ち上がり、シャワー室へ。
・シャワー室の手前で浴衣を脱ぎ、かけゆで砂を流してからシャワー。
・風呂が更衣室に繋がっているので着替える。

という手順でしょうかね。
わたしは足の裏のふくらはぎが熱くてやけどしそうになりました。
なのでもぞもぞ動いて足を浮かし調整。店員さんに声かけても自分で動いて調整しろ対応です。
あと背中は熱いのですが(地熱なので)おなかに乗せられた砂はすぐに冷えます。なのでお腹は寒い、笑。
20分くらいだと汗はかけないですね。40分くらいいたいところですがお腹から風邪ひきそうです。

それなりに満足感があってさっぱりしたので、
外出て地熱利用してふかした卵を食べました。1つ50円。
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中々これ美味しいです。塩もそこにあるのでシンプルに塩とゆで卵。
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もう一個食べたいなーと思うおいしさ。地元の鳥の卵じゃないだろうか。
こういう説明と加納が気が全体的に不足している鹿児島なきがします、笑。

さっきの恐ろしい階段を上り、露天風呂へ戻り風呂に入ったのですが
ここは和風、洋風と別れていて、当たりは山の見える和風。
偶数日は女性は洋風でした。残念!でも素晴らしい景色でした!!!おすすめ!

洗い場は狭いので空いていたらさっさと洗っておくのがいい気がします。
結構な人気でさらに日曜日だったので仕方ないのですが。

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余談なのですが、

知覧はこの近くなのですが今回は時間がなくて回れませんでした。
でも風光明媚な所で町全体の雰囲気が素敵な所です。特攻隊の訓練地でその資料館もあります。
どうやらこの長崎鼻あたりが真珠湾と似ていたから知覧が訓練地だったようなのですよね。
特攻隊という概念は集団意識の最終的形態が悪い方向へ極端に傾いた結果だと思いますね。

個々人の良心や考える力って、大切なのですが個人を大事にするのは国なのですよね。
そして集団意識は国土を守るのに必要で、結局どっちも大事なのだと思います。
この二つをオロオロと行ったり来たりしながら考え抜くべきで、思考停止と無知が悲劇を招くと思います。
これはドイツで戦争が起こる前にシュタイナーがいっていた考え方です。わたしは共感しました。
国をなくした人の惨状というのはユダヤの人をはじめ、今現在のシリアから考えて
あと身近な人たちだと、災害で土地を失った人たちを見るとわかると思います。
なんだかんだで、4ハウス的、居場所、所属の土地というのは人として生きるためにエッセンシャルですよね。

シリアでは早く戦争が終わり、人々が祖国に帰れるよう祈っていますし、
被災者の方々にも根を下ろせる土地や環境が整うといいなと切に願います。


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みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

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