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あおいとりプロジェクト

【イギリス7】アストラーベ(博物館その2)

2016年09月4日|astrology, Trip, やまねこクロニクル

★次回のみかみまきウラナイトナカイは9月5日!!
11時~21時までウラナイトナカイです。
11:00~21:00 通常鑑定です。
*15時半~16時半、19時~20時はご予約いただいています。

※9月19日(月・祝)は『占いとアクセサリー』です!
他にもこの時期たくさんイベント在りますので是非お立ち寄りください!

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イギリス旅行記
【その1】【その2】【その3】【その4】【その5】【その6】

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本当偶然なのですが、
初日の受付後にあちこちをフラフラしていて
(地図なし、iPhoneは圏外で)
あ、これラドクリフカメラじゃね?と思って
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じろじろ見ていたらちょっと違う。

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(↑これが本物のラドクリフカメラ)

map from google map
※実際の位置の地図。

そのラドクリフカメラもどきの隣が博物館で
おっ、こんなところに博物館、しかも無料っぽい!と
入ったら、科学博物館だったというオチで、
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そこにはアストラーベだらけ!!!!
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ふおおおおおお!やったー、ラッキーと思って
目をキラキラさせて見学しました。
(リュック背負うに禁止だったので前に抱える)

ちなみにアストラーベとは・・・
アストロラーベ(Astrolabe )は平面アストロラーベとも呼ばれ、古代の天文学者や占星術者が用いた天体観測用の機器であり、ある種のアナログ計算機とも言える。用途は多岐にわたり、太陽、月、惑星、恒星の位置測定および予測、ある経度と現地時刻の変換、測量、三角測量に使われた。イスラムとヨーロッパの天文学では天宮図を作成するのに用いられた。(Wikipediaより)

いきなりプラトン立体!
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何に使っていたかわからない、とのこと。
ルネッサンスに復活した、
ネオプラトニズムの勉強会にでも使ったのかなーと
妄想にやにや。

たくさんあったけどこれが一番かっこよかった天球図

サインで方向性が見えます。
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これは別のだけど、
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サインのところに日付が付いていて、
カレンダー式。

もうお腹いっぱいになるくらいありました。
あとで知ったのですけど17~18世紀に大量生産されていたみたいですねこれ。
あと、写真は取り忘れましたが、六分儀もありました。

アストラーベ見ていて思いましたが、
占星術は暦の概念。カレンダーであり、つまり太陽系の時間の流れ方。
今でもその名残がありますよね、曜日とか。
1日は、グレゴリオ暦では1日は24時間。
(※グレゴリオ暦とは1582年にローマ教皇グレゴリウス13世が
ユリウス暦を改良して制定した暦法)

でも実際は太陽の運行は毎日規則正しくなく微妙に長かったり短かったりする。
ぴったり均等割りにはならないわけです。
それで毎日づれていって、調整するのがうるう年ですよね
(⇒くわしくはここをどうぞ)

だから、毎日、私たちは時計に縛られることによって、
宇宙のテンポと、ずれていくわけだから、
時計が開発されることによって、時間の長さが決められることによって
(自然を管理しようとして)、私たちは宇宙の流れから
少しずつ疎遠になって行ってしまっているのだなあと思いました。
空を見上げて星の位置を確認したり、
影を見て時間を考えたりしなくなるわけで。
そうやって知恵が失われていく。

世界時計で統一されたグローバル社会の現代は、
時計は科学の粋であり、
自然との疎遠さなんだろうなと。
AstronomyとAstrologyが分かれた所以を想いました。
そして、今また考えられる自然に回帰するような思想の流れ。

<more アストラーベ>
これはV&A美術館のイスラム文化のコーナー
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これは大英博物館
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これはV&Aの日時計
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これはオックスフォードの科学美術館の
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ソーラーシステム(太陽系)を学ぶための模型。

これは大英博物館のもの。
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これもソーラーシステム(太陽系)を見る模型

ロンドンの科学博物館
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あちこちの博物館でたくさんたくさんアストラーベあります。
そこで説明書きを読んではっとしたのですけど、

イスラム文化では偶像崇拝を禁止しています。
基本、聖職者もいません。
神とつながるのに一日5回お祈りをしてする。
そのために、正確な時間を知る必要があって、
アストラーベが発達したと書いてありました。
すんごく腑に落ちましたねー。

もともと、時間を知るために(日の出は勝手にわかるから、日没?)
カルデア人は星を観測したのかなーとか。
だって気が付いたら真っ暗で道わかんなかったとか嫌じゃないですか。
そうなると、腹時計か、太陽の方向きかとか、影の位置とかで
発想はでてきそうでもあります。
次に太陽と同じくらいでっかい存在を示している
でも、太陽と違って大きさが変わるどうして?といえば
空に着目していって、見ているうちに
星も図となって動いているようにみえる
面白いから観察してみようと思うとか、そういうことかなーと
ずっと見ながら妄想していました。

そういえば、12サインの星座の話って、
古代ギリシャの神話だよなあ、12の区分の概念は
イスラムにはないのかなーと思いましたが・・・
こんなのがイスラムコーナーにありました。
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13世紀の12面になってる燭台
ろうそく時計ぽい??

ここで、時計の起源がきになりまして、
Wikiさまに教えを請いに⇒「時計の歴史」

‟・現在使われている六十進法の時間単位は
紀元前約2000年にシュメールで考えられたものである。”
‟1日を12時間2組に分けたのは古代エジプト人で、巨大なオベリスクの影を日時計に見立てたことが起源”

*その間主に日時計、夜に水時計が主流

‟8世紀中国:時計に脱進機 (Escapement) (歯車を一定方向に回す装置)を初めて用いた”
‟11世紀イスラム教徒により:水時計にギアとおもりを組み込んだ”
‟14世紀ヨーロッパ:脱進機に王冠歯車 (verge escapement) を用いた”
‟16世紀:ゼンマイ式の懐中時計”
”18世紀:振り子時計”
‟20世紀:クオーツ時計、さらには原子時計へと置き換わっていった”

※原子時計はこれよりもはるかに正確なので、
国際標準時間「国際原子時」をきめるのに使われている。
原子時計は協定世界時にも使われている。

イスラムの文化って結構見ていますが、
そういえば星座って概念のものがないかも。

だから、
運行とか時間とかの枠の部分、アストロノミーの部分がオリエント
そこに古代ギリシャの哲学が合流したのかなと妄想。

(実際、バビロニアはエジプトを征服して
その後アレキサンダーに滅ぼされて今のエジプトは
ギリシャ(?)になるのでいろいろ文化混ざるはず)

※古代エジプト(こだいエジプト)は、古代のエジプトに対する呼称。
具体的には紀元前3000年頃に始まった第1王朝から紀元前332年に
アレクサンドロス大王によって滅ぼされるまでの時代↓

アケメネス朝(wikipedia)
紀元前550年、小王国アンシャンの第7代の王キュロス2世がメディア王国を滅ぼし、アケメネス朝を建国する。
紀元前547年、キュロス2世がリュディアを滅ぼす。
紀元前539年、キュロス2世が新バビロニアを滅ぼす。
紀元前525年、カンビュセス2世がエジプトを併合しオリエントを統一する。
紀元前521年、ダレイオス1世がパンジャーブ・シンドを征服する。
紀元前520年、ダレイオス1世がペルセポリスの建設に着手。
紀元前518年、ダレイオス1世がガンダーラを征服する。
紀元前500年頃、ギリシアとの間で戦争を起こす。ペルシア戦争(紀元前500年-紀元前449年)
紀元前494年、イオニアの反乱を鎮圧。
紀元前490年、ペルシア軍のギリシア遠征、マラトンの戦いでギリシアに敗れる。
紀元前480年、クセルクセス1世によるギリシア侵攻(テルモピュライの戦い、サラミスの海戦)。
紀元前479年、プラタイアの戦いでギリシア連合軍に敗れ、クセルクセス1世によるギリシア侵攻は失敗。
紀元前333年、ダレイオス3世、イッソスの戦いでアレクサンドロス3世に敗れる。
紀元前331年、ダレイオス3世、ガウガメラの戦いでアレクサンドロス3世に敗れる。
紀元前330年、ダレイオス3世、逃走中にバクトリアサトラップのベッソスに殺害され、アケメネス朝は滅亡。

これを書いた後にこのツィートを見て、
なかの記事を読んで本当そうだよなあと。

鑑定をすることに、これらの知識は多分要らないと思います。
知識が在ることと、ないことでリーディングの質は変わらない。
でも、占星術とわたしの関係性は
知ることで畏敬の念を持ち、
わたしの中の魂の背筋がぴんとする感じがするのです。

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みかみまきプロフィール写真
みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

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