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あおいとりプロジェクト

グラストンベリーの隣『Wells』

★10月1日(月)通常鑑定@ウラナイトナカイ
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ちまちまとイギリス旅行記をアップしています!
イギリスから帰国しました
旅のときの4ハウス・マター:ホテル&エアー
オックスフォードでの時間、つれづれ
電車とバスでグラストンベリーへ!
アーサー王の墓跡:グラストンベリー・アビー
この辺一帯不思議スポット:Grastonbury Tor
キラキラ!The Chalice Well!

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ブリストル発のグラストンベリー行のバスは途中Wellsと言う街を通ります。トリップアドバイザーでここのカテドラルがとても評判が良くて、ぜひ行ってみたいと思っていました。

着いた日に霧雨の中グラストンベリーアビーに行き、2日目は晴天でTORチャリスウェルに行って街をうろうろしたらだいたいグラストンベリーの主要観光箇所は回ってしまえるのはわかっていました。

元気だったら、カーディフに行こうかなと思っていました。ブリストルからは電車で30分だったし、海を見て見たかったのです。
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さらにそのそばのとても有名な「ケアフリー城」でも見に行こうとかいろいろ野心的に思っていました。ブリストルの有名な橋も見たかったし。

しっかし実際は、朝起きたら3日目の天気が土砂降り。前日のTORの強風で風邪気味だったし、夜は熱が上って寝汗かきまくり体重いし朝はだるくて8時ぐらいまで起きれなかったです。一日寝てようかな・・・と一瞬思いましたがイギリスまで来て何やっているのだか・・・と思いなおし、風邪薬を飲み外出することに。結局ホテルを出たのは10時。迷った挙句、大聖堂があるウェルズにしました。ここならバスで30分くらいだったので。

往復チケットを買っていざ。
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これ、往復というとくれるレシートですが、このQRコードを帰りの乗車時にスキャンすると乗れるシステム。

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どっかでもらったパンフレットをみていいなと思ったので。折り畳み傘を持っていましたが痛恨のレインコートをスーツケースに入れるのを忘れ、遠くに行く気になれず隣の町のWellsで妥協。

バスでおりたら尖塔が見えて、あーあれが大聖堂か大きいから見えるなと思ったのですが
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近づいてみると
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なんというか閑散としています。この日は日曜日なので観光客立ち入り禁止かなーとか思いながらうろうろ。観光していいような雰囲気じゃなくて、どうしようかと思いました。

余りに雨で寒かったので、カフェに入ってお茶のもうと思いうろうろしたらインターネットが使えるカフェネロを発見!!
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朝ごはん食べたけど、うろうろしてたら疲れたのでクリームティ。
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イギリスに来て初のクリームティ!と思って暖かい紅茶を味わいつつスコーンを楽しみながら、インターネットをつないでみると、わたしはとんでもない勘違いをしていたことに気が付きました。

赤いバスコーチステーションから出発して見えた尖塔はSt.Cuthbert’s Church
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さっき見た大きな教会はSt.Cuthbert’s Churchだったのです。で緑の線を通ってカフェネロのあるメインストリートへ。バスから見えた大きな塔が私が向かおうとしていた聖堂だと思い込んでしまったので危なかったです。

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もう少し先に大聖堂があることに気が付いて、本当によかった。もう雨だし帰ろうかなぐらい思っていました。それくらい土砂降り・・・靴も濡れてて嫌になる感じ。

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これが地図に載っていたビショップアイ(Bishop’s eye)

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左が大聖堂、右がビショップパレスです。

ビショップパレスにも行ってみたい!と思って入ってみました。
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中に入ると庭(フロントヤード)広い!
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雨がすごいからか、だれもいない!
しかしこんな素敵な館なかなかお目にかかれないと思い、とりあえず見学。
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ここまでは無料なのですが、この奥の庭に入ると有料。
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中は晴れていたら本当に美しさを楽しめただろうなと思われるイングリッシュガーデン!キレイ。

Bishopというと、わたしはチェスしか思いつかないですが、まあ教会をまとめる地区の総括「主教」だそうです。イギリスは英国国教会というキリスト教の宗派ですが、EnglandとWalesを40に区分し、1区画を一人のビショップが治めるそうです。なので、ここはサマセット地区のビショップさんの館ということになります。

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上の地図にも載っていますが、城砦か!ってくらいお堀に囲まれています。最初、Castleだと思ったんですよね。つくり的には防衛的な感じではありました。海が近いからもしかしたらバイキングとか来たのかもしれませんね。

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東側のカテドラルの風景。これはこのパレス側の庭からしか見られない風景。手前に井戸があります。ここも1000年間、湧き水のある聖なる場所として好まれてきた土地だったようです。

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井戸の説明。ボトムレスウェルと書いてあるので、ここら辺から水が湧き出ていると書いてありますね。この地名のWellsは井戸っていう意味。この井戸多分その井戸だと思いました。(水が一杯になると、他に水を逃すという知恵がこの装置)

これが例の井戸だろうと思われ。一番偉い人の家のそばにありますからね。教会とビショップパレスの間にその聖なる井戸があってもおかしくないと思います。ここは本当に気持ちのいいところで来てよかったなーと思いました。

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晴れていたら絶対もっとのんびりしたかった!ここはあまり有名じゃないみたいなのですが(隣の大聖堂と比べて)
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中にも入ってみました。ここ、中入ったら中世の剣事情的なデモンストレーションやってて、めちゃくちゃ面白かったです。小さいナイフ、長い剣、グレードソードという大きな剣のかわし方や扱い方、相手の倒し方のデモンストレーションを中世のコスチューム来ている一座が見せてて、見入ってしまいました。

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2階に行ってみると床や階段は木製!ミシミシ言います。ドラゴンの飾り付き。イギリスと言えばやはりドラゴンでしょうね。

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カッコいい部屋、廊下に歴代のビショップの肖像画が飾られています。

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ビショップさんの会議の部屋

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確かレインコートだか、寒い時のコートだったかだと思います。結構かわいらしいデザイン。

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ちらっと見るはずのビショップパレスが思いのほか面白くて長時間いましたが(クリームティー食べといてよかった)いざ本命のウェルズ大聖堂へ。パレスのすぐ隣です。

どーん!さっきの教会とは比べ物にならない大きさ!あれも日本の感覚からすると大きいので惑わされましたが、まさしく写真の見た目!!
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入り口は手前の右がわにある小さい小屋っぽいところから入ります。入場料はお気持ちの寄付。だいたい1ポンドの人が多かったかな。わたしも1ポンド払いました。1日運営資金が4500ポンドかかるから寄付して!とパンフには載っていましたね。

中に入ると広い!!12世紀にたてられたと書かれていますがこんな大きい石造建築物を立ててしまう石工すごい。
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この一番奥に見える祭壇ぽいところがなんとパイプオルガン。真ん中あたりです。この日は賛美歌の練習がされていて、聞いてて癒されました。

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天上の模様がなんともかわいらしい。

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このステンドグラスは中世の物で、イギリス内紛をも生き残ったものだそうです。東側の一番奥にありました。朝日でこれを見たらたぶん泣きますね、荘厳で。

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後、パイプオルガンのまわりのこの丸いデザイン、14世紀の物らしいのですがすごい凝っていますよね。初めてこういうの見ました。モダンな気がします。とてもユニークなんだよと説明書きにあったので納得。

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時計もすてきだったのですがなぜか写真を撮らなかったので、割愛。
だいぶ、感動してろうそくをともしたくなり、2ポンド払い、火をつけました。
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スバラシイ聖堂でした、見に来てよかったー。

だいぶ歩き回って小腹が空いたので、教会のカフェで一休み。
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本日のスープとチーズスコーンのセット。寒かったので温かい食べ物はありがたい日でした。これはとてもおいしかったです。スープはどこで食べてもおいしいな、イギリス。


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みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

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