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あおいとりプロジェクト

イギリスから帰国しました。

次回、ウラナイトナカイ9月3日です。
14:00~15:00、18:20~19:30はご予約いただいています。
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※鑑定の予定は【こちら】にアップしています。

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★9月24日(振替祝日・月)ウラナイトナカイにて「占いとアクセサリー」開催します。⇒くわしくはこちら
※本当にちょっとしたものなのですが、イギリスのお土産を来場者にプレゼント!

★9月28日(金)「9月/10月占星術チャートとシナストリーなどを読む講座」⇒残席2席です。

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Faculty of Astrologyのサマースクールとわたしの個人的夏休みを兼ね備えて、イギリスへ行き帰国しました。

なんと、2年ぶりの海外旅行。大好きなブライアン・クラーク先生がたくさんクラスをやるのも理由の一つでした。パスポートを申請しなおしたりと、わりと久々感盛りだくさん。2年ぶりって言ってもこんなに変わっているんだ?!というのは20年ぶりにヨーロッパに行った前回よりすごかったです。

イミグレーションのシステムが年々、シンプルで簡単になっていたこと。びっくりなのがチェックインがスマホでできそしてボーディングパスをスマホ画面で表示できるとかは国内もそうだからまあわかるんですが、荷物のタグは自分で印刷し荷物につける・・・。タグつけ終わった荷物を「Bag Drop」カウンターに持っていくというシステム・・・。セキュリティスキャンされなかったな・・・そういえば・・・超簡略化されてる!

帰りもイギリスで自分で機械でチェックインし、バゲージタグを自分でつけました。ということは、全世界でそうなのかも。アメリカでバゲージドロップ本当に人がのろのろしていて(雑談が多すぎる!!!)毎回長蛇の列だったので、だれかが怒って開発したのかもしれません。素晴らしい!とにかく、機械にパスポートスキャンさせてチェックインし、シール貼るまで自分でやるスタイル好きです。

あと、イミグレ前のセキュリティチェックはかなり本格的になっていました。未来形ブースみたいななんでも検出されそうなスキャナー。ブースの中で万歳させられます、笑。

しかし・・・

一番衝撃がすごかったのはイギリスについてヘロヘロでタクシーに乗ってホテルに行ってお金が変わっていまして、前回の余りがまったく使えなかったこと。メジャーバンクの両替コーナーでお金が変わっていると思って聞いたんですが何のこと?という感じでした。前のお金は使えないとは!!!

これが新札。すべすべしていて、プラスチック加工されている感じ。あと透明の場所があります。

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大きさは新札の方が小さいです。だいぶ違うので最初に古い方を使おうと思っていたのです。
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まさか使えないとは!!

最初に気が付いたのは、タクシードライバーにそのお金を出したら、「使えない」と言われたとき。しばらく思考停止しました。「え?」と思って、大きいお金(20ポンドだから?)と思ったんです。「ホテルのフロントで細かくしたら使える?」ってとんちんかんなこと言っていました、笑。銀行で換えてもらえると思うけど・・・ここでは使えないとか、しばらく押し問答が続いて、わたしが提示していたお金が旧札だったということにやっと気が付きました。(思い込み怖い)ほかに両替してきた新札を出して一件落着。冷や汗かきました。

このお金が変わったことによって、もうあちこちがクレジットカード対応です。みなバスもデビットカード払いなのですが、「ピッ!」とタッチしてパスもやスイカみたいに使えます。もちろん旧式のバスの中でお金を払うもできます(ロンドン市内はやってないのでわかりませんがブリストルはできました。)
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自動販売機も水2ポンドに対して(300円)も小さい紙幣(新札5ポンド)かコイン、もしくはクレジットカードかデビットカードオンリー!!50ポンド札は大きいスーパーなど、買い物が割と高額になりやすいところのみしか使えないことも。古着やさんで断られました、笑。

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ホテルから出ているホテルホッパというバスのチケットの購入もカード系の支払いオンリー。これ最初チャレンジした時は横にカードをスワイプしてつかっていたのですが、それが間違っていることにオックスフォードに移動したときに気が付きます。

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これ見づらいかもですがアップ図。下のところにカードを差し込む場所があって、そこにカードを刺しピンコードを聞いてきて入力してグリーンのエンターキーを押すと交信して支払いの手続きをします。サインレス!もうどこもかしこもこれです。日本もいつかこうなるかもなあ。

よかったのはオイスター(ロンドン市内の交通系に使えるプリペイドカード)は使えたこと。前回かなりの額(50ポンド、笑)を勘違いしてチャージしてしまったので、それで今回は3日間電車に乗りまくりました。最後まで足りたので、チャージしすぎ怖いですね、笑。

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この映画「Secret of Kells」を見たので、トム・ムーアさんを絵を覚えていて、

(ケルズの書の秘密、大森で9月22日から28日まで放映されるみたいですね!⇒

この映画「The Breadwinner」を飛行機で見かけて気軽に見始めてしまったのですが内容がすごくてびっくりしました。こういう世界ってあるんだなと。日本では放映されているデータが見当たらなかったのですが、まだ放映されていないのでしょうか??

あらすじ「2001年のターリバーン政権下のアフガニスタンが舞台で、父親が娘に本を読ませた罪で拘束された少女パヴァーナが主人公である。⇒(ウィキはありますね)」

主義主張というのは個人的なものなのであまり文句はないのですが、自分の信念を守るために自分の身を犠牲するのは構わないと思います。しかし、自分以外の存在に強制するのは違うなあと。本人の自主性を持って選択肢を持つ、そういう世界であってほしいと私は思いますが、その主義主張を集団で約束事のようにする=神に従うというのは集団でないと成り立たない場合もあります。伝統というのでしょうか。山羊座の領域だと思います。この山羊というサインは一人で存在できないサイン。ルールという共通点を持って社会を構成するというかたちこそが山羊。そして、同じ民族ということで精神的に縛り合う(守り合う、義務を分担し合う)蠍。そういう良さと悪さがあるなあと。必ずしも悪さだけがそこにあるのではなくて、よく理解せずに思い込み惰性で生きるということはよくないと思いますね。持っている側は熟考を忘れてはいけない、持っている分何倍も。この映画は女性に権利がないことより(それも私の文化背景からするとありえないのですが)、権利だけ主張し義務を怠る男性側を問題視しますね。伝統を守りたいなら、真に伝統を守ればいい。それを逆手に自分の利益を優先させたら人間終わりだなと思います。ルールって一戸手前の射手座領域で考えられた哲学を踏まえてのものですからね。

二ノ宮尊徳の「道徳なき経済は悪、経済な道徳は寝言」という言葉を思い出します。

こういう伝統の中で、哲学的背景を忘れず、その本質を見抜いている人もいると思うんですけど。そういう人が増えるといいなと思います。

今回、イギリスにいてよくみかけたのがアラブ系の移民の人たち。女性はヒジャブをつけているのですぐに気が付きます。伝統的に頭を隠しヒジャブをかぶりながら、空港のセキュリティで働いているのを見かけて、イギリスは懐が深いなあと思って印象を持ったあとに映画を見ました。


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みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

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