ほしといしと占いのみかみまきのサイト

あおいとりプロジェクト

お店日記転用:コミュニケーションの経験を積んでスキルを磨く

2018年07月24日|astrology, やまねこクロニクル

次回は7月30日
11:00~21:00 みかみまき 通常鑑定
※詳しいメニューはこちらをどうぞ

※まる空きなのでよかったらどうぞ。当日に気が向いてふらりとお越しいただくの大歓迎です。
※お申込み:お待たせしたりするのは申し訳ないので、お電話でご連絡いただくか、メールにてcaribou.lynxhare@@gmail.com (@を1つ抜いてご連絡ください) ご連絡いただければ幸いです。

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【阿佐ヶ谷七夕まつり期間・特別メニュー】
※普通に質問疑問にお答えするの占星術・タロットもします。
8月4日(土)@tarot bar アーサー
8月6日(月)@ウラナイトナカイ
青い鳥みくじ(引くだけ:1000円)
夏の過ごし方一言メッセージと、青い鳥タロットカードが1枚入ったメニューです。22枚限定。

西洋占星術でみる「月の我欲と太陽の意志」(20分:2000円)
自分の我欲と意志の力のバランスを占星術を通してみるメニュー。診断表風メモ付き。

★8月の後半、20日、27日はみかみお休みします
20日は(ゆうきひじりさん改め)フォーチュン聖さん
27日は前半日吉てらりさん、後半かわさきゆきこさんにお願いしています!!

9月24日は「占いとアクセサリー」の予定です。また山梨から水晶玉が来るよ!お楽しみに。

★9月28日(金)/10月21日(日): 相性のチャート読み講座
チャートを読みながら私の知識をシェアし、意見を聞いたり、質問も自由にしてもらって大丈夫という講座にしたいと思っています。
※8月のチャート読み講座はお休みします。
※7月は昨日終了しました。暑い中、ご参加いただきましてありがとうございます。
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7月26日から、水星の逆行始まりますね。水星のスピードが落ちる25日、26日は要注意と言われるマーキュリーストーム。モノゴトは必要だから起こるともいえるので無理に防止したりするのはお勧めしませんが、知っていると不必要に慌てなくて済みますね。

水星と言えばコミュニケーションの主軸を司る惑星。実際は、月の気分や太陽の目的、アスペクトを持っている惑星たちの思惑などがかかわってくるので、水星だけが司っているわけではないんですが、発信する出口としては水星。今日はコミュニケーションのことを考えてみます。

人とうまくやれなくてもたいして気にならないわたしでも、学生の時に死ぬほど恐れていたのが「適当に好きな人とペアになって」というやつです。いまだに気持ちの準備がない不意打ちでこれをくらわされると本当に困ってしまう。さすがに顔に出ないですがダメージがヤバイ。

この「好きな人と組みなさい」攻撃を何回もくらい疲弊していたわたしは、本当に笑っちゃうくらい浮いていて、義務教育期間はぼっちを抜け出せませんでした。一生懸命空気読んでるつもりでも、経験だかセンスだかが決定的に足りなくて空回りの連続。

特に西洋占星術でいう水星の時期はだいたい幼稚園~小学生~中学前半くらいですけど、家を出てプチ社会デビューのタイミングですよね。このころにまんべんなく男女関係なく好き嫌いとか置いといてみんなと同じくらい等しく話すことで、他所でやっていけるときにヒントとなるんじゃないかと。仲良しごっこは学校の外の、家の周りでやればいいとちょっと思います。

我を通しぬいたり押さえこんだりしない半端なタイプ(わたし)は、その立場の半端さゆえにテンプレートがありません。そのため高いコミュニケーション能力を必要しますね。もちろん最初のころはそんなものは持っていないから、あっという間にけり出されてぼっち状態。

ステレオタイプにはまり込んでしまえばテンプレに則って行動すればいい。ボスキャラか、家来キャラ(全面受け身)などある程度「キャラ設定」すればいいわけです。場の流れを壊さず、さっと役割分担をしまえば、雰囲気を崩しません。しかし自分の意志と気持ちをうやむやにすることになる。わたしは小さいながらも、そういう場の空気にひれ伏してしまうのも問題な気がしていました(いや負けた気がするのが近いか)。本心じゃなくて建前に従いその流れに身を任せて結果にたどり着いてしまうと、最終的に継続的な関係性の中では不幸しか生まれない。

本来の意志に反して妥協し猫を被り、その我慢ボディーブローを食らい続けてると、感覚がマヒしていき、楽なようでダメージが静かに降り積もっていく気がするのです。ある日突然我慢できなくて、つぶれちゃいそうというか。中途半端さという難しい位置を保つのは難しいからと諦めてしまうのも違うと思っていました。コミュニケーションして、時間をかける、話し合う、分かり合う、協議をとおして妥協点を見出そうとするセンスは一見合理的ではないのですが、継続的な関係性の上では必要不可欠と言い切りたいところ。

学校生活のような集まりや組み合わせが偶然にしろ強制的な場で、しかも仲良く過ごすことが望まれるような団体の場合、仲良しという関係性に甘んじず、難しいコミュニケーションにチャレンジすることは学びに満ちていると思います。学びの場だからこそのトライアンドエラー。この経験をうまく積めると、末永くやっていけるパートナーを見つけるスキルにもつながると思うのです。性格が合わなくても、その中でうまく解決していこうとする意志力。それに必要なのがコミュニケーション能力だと私は考えています。

わたしの転機は、バイトをし始めた頃。仕事という大義名分があると、人と話しをせざるを得ない。対応せざるを得ない。話す目的がきちんとしている、何を答えるかテンプレとしてあるというありがたいい設定のおかげで無理なくコミュニケーションの経験を積むことができました。あと、高校生くらいだと経験がないということがある程度「しかたねーなー」と思っていただけるお年頃でもあったのもよかったです。中学校時代の失敗を経験として蓄積させて、中学卒業後即バイト即始め、高校2年の後半ころには、自分でもびっくりするほどうまく行き始めました。友だちじゃない人ともそつなく付き合い、適当に受け流し、やり過ごすスキルをつけました。これって生まれつきの才能がない場合、経験をどれだけ詰めるかなんじゃないでしょうか。コミュニケーションの惑星といえば水星ですし、水星は鍛えればいくつになっても磨けるもの。天秤サイン持ちでも最初はポンコツなのです。後天的なのです、社交力。

(水星期以降そのスキルを上げようと思う時に障害となりそうなのが、社会から見た「このくらいの年齢だとこれくらいできる」という期待という色眼鏡なんじゃないかなと思います。この色眼鏡がわりと年齢域と合致しているよなとも思います。社会からの支援もなくとも、偏見の視線など気にしなければいくつになってもなんでもできるということだと思います。そういう開き直りが肝要かと。年齢域って「社会からの期待値の指標でつくられた空気感」、そういうからくりなんじゃないかとわたしはわりと思っています。)

結局社会に出て働きだしても、選べない人間関係の中、嫌いだとかそんなの関係なく相手の性格をうまく理解し付き合っていけると楽だと思いますし。人間の文明社会で文明を享受して生きていくとき、それは多少なりとも妥協が必要なこと。社会は、個性とか関係ないみんなでうまくやっていく日のあたる世界(7-12ハウス)は、可能性を開く世界でもあります。我欲とか個性とかをのびのびさせることができる世界は夜(1-6ハウス)、安心安全の世界でリラックスして静養できます。どっちの世界も行ききできる水星は、日の当たる世界で頑張ってスキル磨くといいと思うのですよね。もめるときってたいてい、「個人の個性なんて知ったこっちゃない」VS「社会の都合なんて知ったこっちゃない」ですからね。正義とか関係ない利害の落としどころ的水掛け論ではないでしょうか。

今の時期のような、土と水がたくさんトランジットで巡ってきている時こそ、楽な人と固まらない!というのを意識してみたいものですよね。流れに身を任せていると、「澱みやすい、滞りやすい、鍛えにくい、学びにくい」となるような。嫌いだと思っている人を避けるのは楽です。でも理解して対応しようというのは水星スキルアップにつながりそうです。そもそも嫌いという感情は自分の心から発生しているもの。そこには正義はないですが、継続的な「嫌い」という感情は自分にダメージをもたらします。何に反応して傷ついているのか、気持ちを辿っていけばその根っこがわかれば嫌いを発生させている素を手放せるかもしれません。

水星逆行とは、ここでいつもうまく行っているのにひっかかることがあるということで、無意識に繰り返していることへの注意勧告かもしれない、自分のスキルを磨くチャンスなんじゃないかとひそかに思っています。わたしの場合はいつも電車が遅れる!ので、もっと早く家を出て余裕を持った行動を宇宙から求められているに違いない、笑。

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みかみまきプロフィール写真
みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

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