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あおいとりプロジェクト

問いは門構えの文字 ~調べる学習~

2018年03月9日|astrology, memo, やまねこクロニクル

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TVシンポジウム「新しい学びに図書館を生かす」
というのを先日見たのですが、これは本当に面白いなーと思ったのでメモ的に。

 

学校や町の図書館を利用して子どもの学習意欲を上げるという話だったのですが、図書館という場所を使って調べものをさせるという取り組みが調べる学習コンクールというものの狙いですね。

 

子どもは視野が狭く、それが飽きやすい原因らしいです。ちょっと目からうろこ。子どもは柔軟で吸収するスピードが速く、いろんなことに気が付ける目があると思い込んでいたので。でもよく考えたら知識がない=想定を生む材料がないということでもあり、それが視野の狭さなのかなと。知らないことは中々思いつきづらいですよね。

 

わからない、わかってないことという空白はある程度知識という構造が自分の中にないとその空白は見えてこないモノ。それを理解する「自分の中に足りない、存在していない知識」を見つける(気が付く?)のも、学習の過程なのだと。そのうえで「どうしてこうなるのだろう?」と考え始めると、ワクワクしてきて、学ぶ楽しさにたどり着けるというものです。

まずは自分で考える、自分自身で自分に問いかける。湧いてくる問いを解明するために図書館を利用するというスタイル。不思議を発見する能力はその過程が大事なんですね。事実をググってすぐ見つけちゃうのはあまりよろしくないそう。糧にならないというか。調べている過程で出会う、狙いとは違う他の知識やへえそうなんだと思わず読んでしまう狙いとは違う知識を得ることというのも、またこの学習のだいご味なんでしょうね。

 

解き明かそうという好奇心がナチュラルに働く子はそのまま勝手に泳がせていればいいと思うのですが、ちょっとつまづいちゃう子には、こちらから問いかけて、子どもに考えさせる。池に小さな小石を投げかけるように。そして疑問について取り込む時間を持たせるのを大事にする、答えは本から導く⇒調べる学習。図書館で疑問に思ったことをどんどん調べるために本を読む。どの本を読んだらいいかは司書さんに聞くというシステムですね。へええ!と思うトリビアを本の中から切り出すというのが学習目的。

 

これはシンポジウムなのでパネルディスカッションでNHKのアナウンサーが司会で執り行っていて、学者さんたちがその専門分野から応えているのですが、大人が横で見守るというのがポイントで口を出したりしないというのも大事だそうで。

 

その他、図書館は子どもの目からすると大きな棚でそこからいろいろ見て探し出すというのが探検と言っている方がいて、本を見つけることは狩猟のような楽しさがあるんだそうです。そして調べて行ったことがつながって、興味対象のことを調べて知っていく過程が学習力につながるそうで、これは面白そうだなと。

 

それと、思考は柔軟だけど、知らないことが多いから基本子どもは視野が狭いというのが意外でした。あとググっちゃダメって、笑。すぐ答えだすと疑問が生まれない、問いを立てるということが学習力の力だから。

 

この番組を見終わって、最初に思いついたのが「問い」の大事さ。

自分の中にある知識と外の知識、つまり自分の内と外をつなげるのが問い。狭い知識しかない自分の世界に外から知識を持ち込むその橋渡し、出入り口が「問」。そして問いが浮かばないと外の知識とのエニシが結ばれないのだ。自分の中に外を招き入れるドアが問い。

「あ!だから問は門構えなんだー!!」という考えが浮かびました。

漢字ってよくよく言葉の意味を考えてみると深い。昔漢和辞典を授業中によく読んでいたけどあれは本当に面白い辞書ですね(国語の成績は悪いが)。人に問うというのは、口から出てくるし、なんか門という字が入っているのに妙に腑に落ち感はんぱない。

 

それにしても、私が小さいころは司書さんなんて学校にいなかったなーと思い返します。確か、あれ担任の先生がいて図書カードを書いていたような。わたしは司書さんに何かを聞いて本を借りたりしたことなかったので、ちょっとうらやましい気がします。

 

図書館という場所は私のイメージではふたご座(サビアンで古代図書館っていうのありますよね18度くらいでしたっけ?)。でも語源はライブラリーだから天秤座よりなんじゃないかとも思います。本というのは他人の知識を垣間見る行為だと思うので、天秤の相手ありきというかんじでもあるのでしょう。そして人として存在が不在なので、自分でフラフラして本に出合うランダム性は双子とも言えます。あと、本を通じてその人とつながるとか知識を共有するなどは水瓶サインなのかも。しかし本自体は文字で物なので土のサイン。

 

問いを立てる力というのは、自分は何を理解し何を理解しなかったか?を理解できないと、理解に対して敏感でないと生まれないモノ。好奇心が生み出すものだと思うのです。何かきっかけがないと、問いは立たない。なので、知識とは縁の糸を辿るようにも思えます。考え方というのは、わたしが見たり聞いたりした縁から派生していきます。

わたしは高校生の卒業の時に担任の先生に私の才能は好奇心と言われてちょっと気分悪かったのですが(好奇心て野次馬根性みたいなイメージ在ったのでNosyというか)好奇心が才能というのが今はわかる気がします。先生は褒めてるのよーと言っていましたが。その時はわからなかった。

 

好奇心というのはその縁を持ちやすいことであり、そこを辿る探検心でもあると思うのですよね。理解した瞬間に、理解していなかったことに気持ちが向くというのは誰でも起こることでもない。今はその好奇心があるためにワクワクすることができるし、楽しく勉強できているありがたみ。わたしのばあい、計画的に生きていないので好奇心の向くままという感じでもあり、今ここにいる。だから、うわー面白いなあと夢中になって本を読んでると、その先生のことを、時々ふっと思い出します。

 

問いを立てるというのは自分から湧きあがるもので、湧きあがっていないと意味がないというか好奇心が機能しない。好奇心に火をつける、それが調べる学習のいいところだろうなと思います。それを癖づけていると、考える力になっていく。自分で問いがたてられる子⇒いろんなことを思いつける⇒サバイバルしていける子という見解で話が進められていてなるほどなと納得。

 

 

あともう一つ、「ほほう」と思ったこと。何で子どもは調べるに夢中になるか?ということに対して、図書館で知識を見つけるというのは探検に近いという風におっしゃってた学者さんがいて、なんというかあーわかるなあと妙に腑に落ちて。これ、あれだな、買い物をしている時に感じる気持ちと似ているなーと。お得とに魅了されて要らないもの買ったりとか、ストレスを買い物で解消するとかはもう狩猟本能と似ていると気が付きました。お宝ゲットは本能的に気持ちを癒すのでしょうね、笑。

 

それでこのツィートをしました。

 

それと、火のエレメントの性質として射手座などは「知識への探究」があると思うのですが、その構造を考えたときに行動の性質として火のエレメントとはハンティングという性質があるんだなと。狩猟欲求。これは生きる力に近い、闘争心とも同じ力。探検して何かを得る興奮。それはショッピングで何かを買うのとリンクしているのかもと思いました。火のエレメントへの理解が少し進んんだ気がしたサブジェクトでした。


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みかみ まき

西洋占星術師&アクセサリーデザイナー、水晶占い師占星術・タロットをまついなつき氏に師事、占星術と水晶透視を松村潔氏に師事しております。詳しいプロフィール

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